数秘術鑑定士資格

数秘術鑑定士資格は、数秘術の歴史や数字のひとつひとつの意味などの総合的な知識を持ち、数秘術を用いてクライアントの性格や才能、運命を鑑定し、より良い運勢に導くためのセラピーが施せると認められたことを証明する資格です。

誕生日などの数字を特定の数式に当てはめて占う数秘術占いは、宿命や持って生まれた性格を鑑定することで、その人らしい生き方をアドバイスしてもらえるとあって、大変人気があります。

カウンセリングや、通院ではなかなか解決しない悩みも、その人の持つ宿命という根本的なものと向き合いながら解決へと導くセラピーが施せる数秘術鑑定士は、これからますます注目され、必要とされる人材と言えるでしょう。

数秘術鑑定士資格を生かせる仕事

数秘術鑑定士資格が活かせる仕事は、以下になります。

数秘術占い師

数秘術を用いて相談者の悩みを解決に導きます。

相談者の誕生日から相談者の性格、才能、運命を鑑定し、相談者の思考に合わせた考え方のコツをアドバイスします。

数秘術で相談者の現在の状況や運命を客観的に把握し、どのように考えることで良い方向へ心を向けられるか、セラピストとしてアドバイスをします。

数秘術占いの講師

数秘術占いに興味のある人を対象に、教室を開いて教えたり、カルチャースクールの講師として教えたりします。

最近はより自分らしい生き方を求めて、趣味で占いを勉強する人も増えています。

また、本格的にプロの占い師を目指している人もいます。

それぞれのニーズに合わせて、数秘術占いの講義をします。

数字・吉方位・カラーをあわせてカンペキに

数秘術では、数字自体に大切な意味があると考えられています。

その人の誕生日をもとに、産まれ持っている数字を計算式に当てはめて導き出します。

計算の方法は簡単で、生年月日を全て足します。最終的に1桁になるまで足していきます。

1桁になった数字を、ディスティニーナンバーと言います。その人の生まれ持った数字であり、ラッキーナンバーとなります。

この場合、2が、ディスティニーナンバーとなり、ラッキーナンバーとなります。

また、方位や色にも、その人が生まれ持ったものがあります。吉方位やラッキーカラーとして、数字と同じように考えます。

このラッキーナンバーをもとに、以下の表で吉方位やラッキーカラーを見てみます。

2がラッキーナンバーの人は、ラッキーカラーは赤、紫で、吉方位は九紫火星になります。

インテリアや空間コーディネイトなどで活用すれば、とても縁起のいい空間となり、運勢が良い方へ向かうでしょう。

鑑定が難しい事象でも占えるようになる

数秘術は、生年月日から、その人の性格や宿命 を鑑定し、その人の人生の指針やテーマを読み解きます。

その人の思考や考え方のクセに寄り添いながら、良いほうへ向くように背中を押すセラピーを施します。

仕事がどうしてかしっくりこない、というような曖昧な悩みでも、その人が持って生まれた宿命と照らし合わせて鑑定するため、しっくりこないのはなぜかという答えを導き出し、これからの仕事との向き合い方をアドバイスできます。

数秘術鑑定士資格で稼げる金額

数秘術鑑定士で稼げる金額について、占い師の場合と、数秘術の講師の場合に分けて紹介します。

占い師の場合

数秘術の占い師として開業した場合、対面、電話、インターネットなどで活動します。

開業で大変なのは、集客です。

占いは口コミが大切で、占ったお客さんがいい評判を流してくれることで集客につながります。

最初はとにかくたくさんの人を占います。軌道に乗せるまではある程度の時間がかかるでしょう。

軌道に乗れば、一般的には200万円から300万円の年収が見込めます。中には、キャリア6年で月収60万円になった例もあります。しかし、その場合も、4年目くらいまでは月収10万円ほどが続いたようです。

また、宴会や規模の大きなパーティーなどの席で出張鑑定することで、収益を伸ばした例もあります。

最近では、スマホ向けの占いコンテンツがヒットし、月収100万円になるなど、ネット上での取り組みに力を入れるケースもあります。

他に、フリーペーパーなどの占い企画を担当して定期的な収入にすることもできます。

占いの店などに所属する場合は、集客の心配はありません。ただ、マージンとして鑑定料の半分ほどが天引きされます。

しかし、占い師として活動を始めて最初のうちから収入が見込めるのは安心でしょう。

数秘術占いの講師

数秘術を教える講師として活動ができます。自宅で教室を開いたり、カルチャーセンターなどで数秘術の講義を受け持ったりします。

自宅で占いの教室を開く場合は、初期費用がいらず、テキストなどの準備のみで始められます。ただ、来てもらうための宣伝は必要です。

趣味で数秘術の占いについて勉強したい人や、プロの占い師になりたい人など、参加者の対象をどういう人にするかや、参加費用や抗議の時間、回数などを決めて、魅力のある講義になるよう考えます。

自分の都合に合わせて講義の日程などを設定できるので、働きやすいことが利点です。

参加費用などが全て自分の収入になることも利点と言えるでしょう。

カルチャーセンターなどで講師をした場合は、一般的には参加費の40％ほどが収入となります。

ただ、集客のための広告であったり、宣伝はする必要がないので、その点が利点と言えます。