つぼ資格は、つぼの基礎知識を十分に理解し、体調や健康状態に合わせた、より効果のあるつぼ押し方法を身に付けた人を認定する資格です。
この記事ではおすすめのつぼ資格について説明しています。
より詳細な内容を知りたい方は、是非資格公式サイトもご覧ください。
つぼ資格が求められている理由
現代人の多くは、普段からたくさんのストレスを感じています。
そんなストレスを抱えている多くの人は、少しでも体の調子を整えようとリラクゼーションサロンなどのつぼ押しで癒しを求めています。
手のつぼ押しはマッサージの仕事に良いかも
もみほぐしの需要は高く、たくさんのサロンがオープンしており、いたるところにリラクゼーションや癒しどころの看板があります。
そのメニューは豊富にあり、組み合わせることによって自分好みのコースをつくれると人気です。
もみほぐしの人気メニュー
- 全身
- 足裏
- ヘッド
- ハンド
ここでは手のつぼ(ハンド)について説明します。
歴史ある東洋医学からみても手にはたくさんのツボがあり、全身の臓器に対応する反射区があります。
また手をもむと、副交感神経(心身をリラックスさせる神経)が活発になり、自律神経(内臓や血管の働きを調整する神経)が整います。
さらに、末端から全身にかけて血流がよくなり、体が温まり免疫力が上がるのです。
足裏をもみほぐすのも大事ですが、手のつぼもあなどれません。
足裏のつぼ押しで体の弱い場所が分かるかも
足裏のつぼ押しをされて痛いと、体のどこかが悪いのではと不安になりますね。
専門知識をもった人が、指圧など適切な刺激をあたえることによって、血行がよくなる、自然治癒力が高まるなど、不調が和らぎます。
現代人の悩みの多い順につぼの位置をご紹介します。
頭痛・ストレス
頭痛やストレスに効くつぼは、足の親指の腹です。痛みを伴う場合は、精神的なストレスを感じている可能性があります。
目の疲れ
現代人は一日の大半をパソコンやスマートフォンの画面を見て過ごし、目を酷使している人が多いです。目の疲れのツボは、足の人差し指と中指の付け根の部分にあります。
首周辺のこり
首や肩こりに効くつぼは、足の親指の付け根の下から小指の部分にかけてです。足の裏は刺激しやすく、こまめにケアできます。
また足の裏を刺激することで嬉しい効果もあります。
血行促進効果
足のツボ押しを行うと、体がポカポカと温かくなります。血液やリンパの流れが促され、冷えの改善につながります。
リラックス効果
足のツボ押しによってリラックスでき、自然に心が落ち着いてきます。ストレスがある時にもおすすめです。
つぼ資格で稼げる金額
つぼ資格取得後は、さまざま場所で活躍できます。
その収入は、働く店や雇用形態により大きく差があります。
個人店
平均月収は10万円~20万円くらいで店によってかなり差があります。
給料は高いとは言えませんが、ベテランスタッフから直接実践的な技術を学べるメリットがあります。
大手チェーン店
平均月収が20万~30万円くらいです。
賞与を支給しているところもありますが、大手チェーン店は忙しいお店が多く、休日数が少ないところもあります。
サロン経営者
サロン経営者は、お客様からいただく施術料から経費を引いたものがそのまま入るので、顧客が増えることで、雇われるより収入が高くなる可能性があります。
歩合・成功報酬
完全歩合制や成果報酬型で契約している人もいます。
接客した人数や、売上の金額によって給料がアップする契約で、年間500万円以上稼ぐ人気のある方もいます。
アルバイトの時給は900円~1000円くらいでしょう。
つぼ資格に興味のある方は、ぜひ取得を検討してみてください。
つぼ資格としては、次の2つの資格がおすすめです。
それぞれの資格の特徴について説明します。
つぼトレーナー資格
つぼの種類やつぼの見つけ方、つぼの押し方などの基礎知識を学び、肌荒れやダイエット、デトックス、不眠など美容に関する悩みに対してもつぼを取り入れ、実践できる人が認定される資格です。
学習内容は、つぼの歴史や東洋医学にもふれており、足のつぼ、手のつぼ、耳のつぼのそれぞれの経穴と反射区、メリット、マッサージ方法の基礎から実践まで習得できます。
また、つぼの押し方だけでなく、肌荒れのメカニズムやリラックス方法、ダイエットへの取り組み方など幅広く学び、より美容効果を高め、悩みを解消します。
つぼトレーナー資格は、美容やつぼに興味のある方、美容に関する悩みをお持ちの方に人気のある資格です。
つぼ押し士資格
反射区を使ったつぼ押し、反射区の位置を正確に覚え、反射区を常に意識したつぼ押しを行い、つぼ押しの知識を十分に身に付けた人を認定する資格です。
足の反射区を用いた英国式や台湾式、タイ式、ドイツ式の特長を学び、体調や健康状態に合わせたつぼ押しをします。
資格取得後は、つぼ押し士として活躍できるほか、講師として活動できるようになります。